中尊寺には金色堂の他にも見どころがあります
8月に平泉にある中尊寺に息子と行ってきました。
思ったより敷地が広くて見応えがありました!
今回はタクシーで坂の上にある駐車場まで行ったので、そこから順番に見てまわってます。
800年後に発芽した中尊寺ハス(古代ハス)
1950年の発掘調査の際に、藤原泰衡の首おけから約100粒の蓮の種が見つかりました。
その後、発芽に成功し、中尊寺の池に植えられたそうです。
すごい、奇跡の蓮だったんですねー!
見た時は何も知らずに息子に「シャワー(ヘッド)みたいでおもしろい形だね~」なんて呑気に話しかけてました…。
もっとちゃんと写真撮っておけば良かったです。
この蓮は駐車場の隣で見られます。
道路を挟んだ向かいには「大池跡」がありました。
今は何もありませんが、かつては寺院があったそうです。
世界遺産の中尊寺金色堂
まずは讃衡蔵のところにあるチケット売り場で拝観券を購入します。
この拝観券で金色堂・讃衡蔵に入ることができます。
<料金>
大人:800円
高校生:500円
中学生:300円
小学生:200円
金色堂
金色堂は屋内にあります。
写真撮影は禁止。
なので目に焼き付けておくしかありません。
金色堂のサイズ感は「小さめ」です。
そしてガラス越しでしか見られません。
でも内部にはたくさんの仏像がいて、装飾が細かく見応えあります。
金色堂内の須弥壇には、藤原氏四代(藤原清衡、基衡、秀衡と、泰衡の首)のミイラが安置されています。
そして本当に全部金色!
一番びっくりしたのはガラスの中の金色堂に人がいたことです(笑)
2020年年末ごろまで修復作業をしているそうです。
讃衡蔵
讃衡蔵は宝物館になっていて、仏像や副葬品などなどが見られました。
ちょうど修学旅行生たちが見学していて、息子はそこに混ざって「これ、たからものー?」といちいち聞いてきました。
こちらも写真撮影禁止になってます。
金色堂覆堂のもみじ。
紅葉の時期も見てみたくなります。
その他の見どころは…
経堂
お経が納られていたお堂です。
お経は現在讃衡蔵に移されています。
関山天満宮
石段と木の根が組み合わさってなんとも良い雰囲気。
旧覆堂
写真撮りそびれてしまいましたが、金色堂解体修理(昭和の大修理:1962~1968年)の前まで金色堂が収められてたお堂です。
「五月雨の 降り残してや 光堂」
峯薬師堂
「め」がいっぱい!
目にご利益があるそうで、「め」と書いてあるお守りもありましたよ。
中尊寺本堂
弁慶堂
月見坂の途中にあるお堂です。
弁慶と源義経の木造が安置されています。
脇にひっそりとある弁慶の顔出しパネル…
フジカラーの広告があるので昔から置いてあるんだろうな。
中尊寺には他にもお堂や神社などたくさんありました。
…が、息子が「つかれたー」としゃがんで石ころあつめしてなかなか進まず、全部見てまわれませんでした。
ゆっくりまわると2時間くらいかかるかもしれません。
中尊寺のバス停に弁慶の墓がありました。
先日山形の瀬見温泉で弁慶の逸話を知ったばかりだったので、ここに来られて良かったです。
(でもなぜ後ろからの写真だけ撮ってしまったんだろう…)
中尊寺への行き方
*現在はコロナの影響で当面の間、土日祝日のみの運行となっています。
駐車場は第一駐車場、第二駐車場、坂の上駐車場の3カ所あります。
坂の上駐車場だと坂を上った場所にあるので、参道の坂道を往復せずに済みます。
◆公式サイト
■2020年8月訪問
【おまけ】
その後訪れた毛越寺で起きたハプニング
中尊寺を観光してる時、
「あら、昨日猊鼻渓舟下りで一緒でしたね?」
と女性に話しかけられました。
舟で向いに座ってた方でした!
舟下りでは息子が一番小さくて、ひとりでよくしゃべって目立ってたので、印象に残ったみたいです。
あと、行った日は平日で巡回バスが走ってなかったのでタクシーを利用しました。
暑かったし、駅から中尊寺まで距離あるし、息子は歩かないし(笑)
で、タクシーに乗って正解でした。
タクシーの運転手さんがお子さんいるからと坂の上の駐車場まで行ってくれました。
これも助かりました(息子、歩かないし)
そんななかなか歩かない息子ですが、他の人から注目されたり褒められたりすると、とたんに歩きだします。
この時も坂道の下まですたすた(私を置いて)歩いて行って、最後に一緒に歩いてくれた人に愛想よく手を振ってお別れしてました。
私とも一緒に歩いて欲しい…