温泉初心者の頃の私はなぜかこの強烈な泥湯に行くことにした
2006年のことです。
初めての大分旅行。
大分と言えば「温泉」
温泉入るぞー!と意気込んでガイドブックを熟読。
最初に入ると決めたのは鉄輪温泉にあるひょうたん温泉。
広くて優しい湯で誰もが楽しめる、まさに初心者にぴったりな温泉でした。
そしてもうひとつ、一目見て心惹かれたのが「別府温泉保養ランド」です。
広い大露天風呂に淡いモスグリーンの泥湯。
しかし、この露天は混浴でした。
まあ…行ってみて無理そうなら内湯もあるし…。
ということで行ってみました。
昼間はさすがに入る勇気なかったので、暗くなってからにしました。
フロントでお金を払ってまずは内湯へ。
露天への通路はあるけど行こうか、行くまいか悩みました。
内湯には夫婦で旅行で来てたAさんという方がいて、少し会話したのち「露天行ってみる?」ということに。
(やったー!)
そして、念願の露天へ。
出入口付近は気をつけないといけないけど、露天に入ってしまえば体は見えなくなるので大丈夫でした。
露天には2、3日前からここで湯治してるというBさんがいました。
Bさんが、「上の方の湯がもっとドロドロだよ」と教えてくださり、3人で上の方に移動しました。
上の方の湯まで結構距離あって、装備が小さいタオルしかないんだけど、あたりは真っ暗だし、独りぼっちじゃないからいいかーとなって行っちゃいました。
おかげさまで泥湯を存分に楽しむことができました。
温泉の後はAさん夫婦のレンタカーに乗せてもらって夜ご飯を一緒に食べて、駅まで送ってもらいました。
Aさんはあと2県で47都道府県全部行けるから、それで大分に遊びに来たと話してました。
その話がなんとなく頭に残ってて、その後自分も全部行ってみようと考えるようになりました。
温泉で一緒になってほんの数時間の出来事でしたが、連絡先を交換して、その後も交流が続いてます。
私にとってはとても良い出会いでした。
それから5年後…。今度は旦那と一緒に行ってみた
最初に訪れた時の印象が上に書いた通り良かったので、旦那と大分旅行に行った時に再訪しました。
2回も行ったのに、夜の外観と温泉分析書しか写真撮れず…。
2回目も暗くなってから行きました。
1度行ったことがあるので、2回目はほんのちょっと勇気を出せば露天に出ることができました。
男女をわける柵のところで旦那と会話もできて楽しかったです。
(さすがに上の露天までは行きませんでした。)
この時は若いグループがいて賑やかでした。
別府温泉保養ランドの特徴
泉質
単純酸性泉(酸性・低張性・高温泉)
*源泉かけ流し
お風呂
内湯(コロイド湯、泥湯)
蒸し風呂
露天(2カ所?)
蒸し風呂には入りませんでした。
あと露天風呂がいくつあるのか全貌はわかりませんでした。
入った感想
コロイド湯は硫黄の匂いのする、白くてさらっとした湯でした。
泥湯は底に泥が溜まってて、場所によってはかなりにゅるっとした感じがしました。
温度はぬるめで体にはいい感じのする湯。
泥を体に塗りつけてシャワーで落とすと肌がツルツルになります。
酸性なので肌がヒリヒリする方もいるかもしれません。
施設について
別府温泉保養ランドは年季の入った昭和を感じる建物です。
入浴料は現在1,100円。
宿泊もやってます。
受付でお金を払ってからしばらく歩くと休憩所があり、さらに歩いて脱衣所&お風呂に辿り着く感じです。
(結構距離があります)
注意点
女性は露天を目指すならなるべく暗くなってからが良いと思います。
露天には柵があるので男性は女性側に入ってきませんが、出入り口付近に「ワニ」(女性の方を見てる男性)がいるときもあります。
あと、上の方にあった小さい露天は完全混浴でした。
それから、泥湯を歩いてる時になんとなく泥じゃない髪の毛的なものの感触もありました。
女性にとってはなかなか難易度の高い温泉です…。
別府温泉保養ランドへの行き方
別府駅より亀の井バスで紺屋地獄前下車、約25分です。
施設には広い駐車場があります。
最初の時は「べっぷ地獄めぐり」の海地獄から歩いて行こうとしましたが、途中でバスに乗りました。
目的地まで登り坂なので徒歩はおすすめしません。
■2006年9月訪問
■2014年5月訪問
【ある日の息子】
先日息子が、
「○○くんのあかちゃんっていつごろできるかな?」
って聞いてきました。
どうやら自分の子が欲しいらしい。
(弟か妹が欲しいという話ではなかったw)
私「その前に結婚しないとね」
息子「だれもけっこんしてくれなかったら…?」(←なぜかネガティブ)
私「かっこよくしてたら結婚できるよ」
息子「きをつけ!ぴッ!って?」
息子の「かっこいい」の基準がおもしろかったです。