まるで遺跡のような秘湯
2017年3月の北陸旅行の際に立ち寄った温泉です。
湯量が豊富過ぎて浴槽が沈没するくらいだと聞いて気になって訪問しました。
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旅館の様子
玄関。
現在は宿泊は受け付けてなくて、日帰り入浴のみとなってます。
玄関には代金を入れるカゴが置かれてます。
長い廊下。
結構規模の大きい旅館です。
自炊もできたみたい。
建物はかなり古いですが、中は清掃が行き届いてました。
宿泊をやめてしまったのがもったいなく感じてしまいます。
行った時は3月の初め頃でしたが、外は雪。
建物は台風の被害を受けて一部建物が流出してしまってます。
下に降りる階段の壁は無くなってて、ブルーシートで覆われてました。
いざ温泉へ
男女別になっていて、アコーディオンカーテンの扉があります。
この日は他にお客さんが来なかったので男女とも貸切状態でした。
階段を少し降りたところにある男湯と女湯の脱衣所。
壁に棚が埋め込まれてるのが斬新。
外も中も寒いので早く温泉に浸かりたい!
さらに階段を降りて浴室へ…
おおーー!!
お風呂だけでなく浴室全体が沈没してるではないですか!!
これは想像以上です!
階段を降りて浴槽全体はこんな感じ。
青みががってて神秘的です。
洗い場なんてもちろんありません。
ぜんぶ沈んでるから。
湯量は豊富で、常に新鮮な湯がジャージャー出て流れて行ってるので、お風呂に入るだけで体は綺麗になるような気がします。
このポンプを上げるとドバドバーっと湯が出て、下げると止まります。
壁の向こうは男湯で、ポンプはシーソーのような仕組みになってました。
こちらが下がってる間は男湯にドバーっと湯が出るようになります。
【泉質】
ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
【源泉の温度】
39℃
温度はぬるいので夏場の方が良さそうですが、塩化物泉なので体は温まります。
深い浴槽で、首から下は湯に浸かってしまいます。
気泡が体にくっついてきてとても気持ちの良い湯でした。
浴場の場所に驚く
入浴後、帰り道。
ブルーシートの隙間から外を見てみました。
なんと、私達ダムの下にいました!!
見た瞬間ぞわぞわーっとしました(^^;)
進撃の巨人の壁みたい。
上の方には破壊されてしまった別の浴室がありました。
ここだけ見ると廃墟探検しにきたみたいです。
そして上から先ほど入った浴室を見るとドーム型をしてました。
すごいところに浴室造ったなぁ。
こんな温泉が存在するなんて…!
今まで入ってきた温泉の中で、最も衝撃を受けたお風呂でした。
また入りに行きたい!
アクセス
■2017年3月訪問
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湯谷温泉旅館に行った時、息子はまだ1歳なりたてでした。
温泉は好きな息子ですが、薄暗くて声の響く洞窟みたいな温泉で、ずっと不安そうな顔をして入ってました。
マイクラの世界に出てきそうな雰囲気の浴室に、プールより深いお風呂。
今の息子が見たら、テンション爆上がりすること間違いなしだと思います。
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